SAHHO
Science & Arts of Homeopathic Healimg Organization
傷ついたDNAの修復には
生命力を高めることとホメオパシーができること |
放射線は人体にどんな影響を与えるのか? 放射線から人を守る方法は? ホメオパシーで出来ることは? 原発事故から、学ぶことはあるのか? 学びをどう生かしていけるのか? _________________________ 放射線は遺伝子DNAを傷つけ、大きなダメージを与えます。 現代医学ではDNAを傷つけられたら対処法はないという考え方をしている場面もあります。 にもかかわらず、遺伝子操作でDNAを傷つけて産ませたマウスであっても、成長とともにおこるべきはずの異常は見つからなかった事例がありました。 生命力が盛んな場合には、生物学者の予測が外れたことになります。 つまり、生命力はDNAの不備をも乗り越えて行く潜在能力を持っていることがわかります。 傷つけられた遺伝子の修復のために、被災地から避難して夏休みや長期の休みに遠隔地で体を休ませるという方法を取るように識者たちが推奨していました。 チェルノイブイルの子供たちも、ボランティアにささえられながら世界中をいまだに往還しています。 人間を生かしているものはDNAという物質よりも、さらに奥にある生命力(Vital Force)ですから、生命力が健全であれば、DNAの不備をカバーすることも出来るのです。 被災地を離れることによって、生命力の健全さを取り戻すことができれば、傷ついたDNAも修復されるだろうし、的確な避難は効果が上がるということになります。 ここを明白に表現し、揺るがない世界観として確立されているのがホメオパシーです。 DNAが傷つくことをいたずらに恐れ、必要以上に不安に陥るのではなく、個々人の生命力を高めることだけを心掛ければいいのです。 もちろん、ホメオパシーだけを利用するのではなく、的確な避難や環境の整備は大いに健康に寄与してきます。 放射線を恐れ、それを防ぐ手だてに悩むことより、日々生き生きと生きることの方が、生命力を高めてもくれるし、ずっと大切なことなのです。 そのために私たちができることは、現実を見据え、自分の中心を見失わないようにしさえするならば、それが生命力を高めるキーワードになってくるのかもしれません。 ホメオパシーをどう使っていくかという局面にあっては、放射線用の決まったレメディは存在しないことを強調しておきます。 チェルノブイリで効果が見られたレメディはいくつか挙げられますが、 あくまでも全体像をよく捉えてその全体像にマッチした一つのレメディを選ぶことが大事になってきます。 ホメオパシーは同種療法ですから、その症状に良くあったピクチャーを持つレメディを選ぶだけなのです。 よって、人それぞれ背景がちがいますから、症状にあったレメディも違ってくることは論を待ちません。 ____________ こうしたホメオパシーのスピリットを明確に表現しているホメオパシーの古典「オルガノン」を引用しておきます。 この中でも§10に書かれていることは、とても精神世界的です。 「人は死なない」というセンセーショナルないい方をして世間に喧伝されている書物が多々ありますが、そうしたスピリチュアリズムとも通底して行くものです。 生命力とは宇宙を無尽に覆い尽くすエネルギーを孕んでいるような印象です。 <オルガノンから> §7 適切なレメディを示唆してくれる唯一のものは、生命エネルギーの病的状態とも言える病の内的本性を反映した”症状の全体像”だけである。 症状の部分ではなく、全体が除去すべきものである。 §9 健康とは、精神的な生命エネルギーが物質的身体を完全で調和的に管理・統治・維持することである。 そして、人間の内なる理性的な精神は、人生におけるより高邁な目的のために健康な身体を道具として自由に使用することが可能となる。 §10 物質的身体だけでは、それは肉体が死ねば、腐敗し分解される。 しかし、非物質的な本性(根源的生命力)だけが物質的な身体に感覚・機能・自己保存の能力を付与する。 |