SAHHO
Science & Arts of Homeopathic Healimg Organization
野菜とホメオパシー |
ひまわりを植えよう、とか、菜種を植えよう、とか、 汚染された土壌のセシウムをカリウムの代替えとして植物たちに吸収してもらう方法とのことです。 そんなことをしている場合ではない(2011、5月30日現在)、と 厳しい意見 を投げかけている方たちもいます。 今やらなければならない順序を履き違えている、ということです。 汚染が日本中に広まっては日本中の野菜が食べられなくなるわけですから、慎重な政府の対応が求められます。 にもかかわらず、今の時点で、政府は何もしていない!ということがかなりはっきりしています。 こういう時期に、ホメオパシーでできることは何か、というのがこの欄の宗旨ですが、 ミネラルを体に取り入れなければ命を維持できない人間が、そのソースとして毎日の食に野菜を食べることを止めるわけにはいかないときに、 やはり、生命力を上げていく以外に方法はないことになります。 ホメオパシーのレメディを使うことは、生命力を高めることですから、ここは的確にレメディを使っていくことができれば、結果的に生命力そのものに傷がつくことはないことになります。 そうした生命力を維持していくときに、遺伝子が傷つくことをまずさけなければなりません。 たばこや化学物質などは確実に遺伝子を傷つけるものですから、これらを避けます。 添加物や工場生産されているような食品をとるのも避けましょう。 新鮮な食品を取ることが第一なのですが、新鮮な野菜が手に入らない場合には果物をとることもいいかもしれませんが、 野菜に代われるものでもないようです。 生協の野菜も規格があやふやな生協もあって、あてにできない場面も出てきました。 できるだけ西日本の野菜をとることになりそうなのですが、 いつまでとれるのか、政府の無策のせいで、日本中に汚染が広がった時には、もうお手上げです。 日本人が食べられるものがなくなってしまうのです。 海産物の汚染はすでにお手上げです。 野菜も海藻も魚も安全でなくなったら、日本の食生活は成り立ちません。 今まで安全性に問題があって中国産を忌避していた日本人ですが、ここはもう、中国産の野菜のほうが放射能汚染という観点からだけでいうと、ずっと安全かもしれません。 やれやれ、 こんな状況で、ホメオパシーができることって、すでに限界値にきます。 他の療法の厳しさに比較し、ホメオパシーは食生活云々をあまりいいません。 ただし、圧倒的な悪環境に置かれているときには、家庭訪問もするくらい、根本的な治癒をおかしているものを取り去る努力をします。 レメディの反応を阻止しているものをみつけたら、まずそれを外していきます。 生命力を後押しすることでしか症状は終わらないのですが、 根本的に環境が悪影響下にあった場合には、まずそれを取り去らなければならないから、 放射能汚染に効果があるレメディなどあるわけがないのです。 ここは冷静に、日本中に放射能汚染を広がらせないような政策をとってもらうしかありません。 そしてなんらか症状がでたときに、その症状に良く似たレメディを使うというホメオイパシーの原則をあてはめていくだけなのです。 野菜とホメオパシー、あるいは食品とホメオパシー、 これらの命題が与えられたとき、 ホメオパシーレメディを野菜畑に垂らしている!ような、 そんな方法で一体何が変えられるのでしょうか。 根本的な環境をまず整える以外に、ホメオパシーが効果を発揮することはできない・・・ こうした状況下で、残念ながら、ホメオパシーはとても無力です。 |