水のレメディ
水のホメオパシーレメディについてお話します。

水は生命体に不可欠なものですが、レメディになると淡水と海水では少し様相が違ってきます。
淡水は栄養障害に効果がありますが、海水はしょっぱいのでそのまま飲むとかえって体に悪影響を及ぼします。豊富な無機塩類が成分ですから、そのままだと浸透圧の関係で体のバランスを崩してしまうのですね。
海水は生命体そのもののようです。

<淡水>Sanicula Aqua(米国オタワのサニクラ温泉の水から作られます)

日本でも温泉はただ入るだけではなくて飲用にするところもありますが、サニクラ温泉も温泉を飲むという欧州流儀の温泉のひとつです。
昔からサニクラ水は胃腸病で当地に訪れるかたが飲んでいました。
栄養が不足気味で生命力がなく、皮膚が弱くて湿しんに悩まされるような人に
よく効きます。
女性では骨盤の中身が下がっていくような不快な感じを持つかたが、胃腸症状
や皮膚の湿しんに悩まされていたらサニクラ水のレメディを使うと効果があがります。
食欲はひと一倍あるのに痩せています。大量に便は出るけれど、排便時に痛い
方の胃腸症状にも効果があります。
 
 効能:遺尿、船酔い、便秘、くる病


<海水>Aqua Marina(海の深いところから採取された水から作られます)
   
海は生命の起源です。海は命の母です。生命体のすべての記憶が海にあります。
モダンホメオパシーの騎手インドのラジャン・サンカランが最新のプルービングをしています。
イタリアのマッシモは海の鉱物植物動物をシー・レメディとしてその共通項や相違点を区画分類しました。
シー・レメディのテーマは母性、家族、性欲、グループ、独立、がん、過去にこだわる。これらに症状を持ちやすいということです。

アクア・マリーナを必要とする方は、海辺に行くと便秘や頭痛や癇癪を起します。このかたは、しょっぱいものが好きだけれどしょっぱいものを食べると症状が悪くなります。魚が好きです。
このレメディは胃腸や結核の症状があるときに皮下注射したりします。

 効能:消化機能、粘膜、甲状腺の腫れ

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