子供の体質治療とホメオパシー

セルフケア 子供の病気 Part2  体質治療のために
         参考資料   ホメオパシーの広場(第6回)
          セラピールームSAHHO (07.3.17)
         ・・・・・無断転載はお断りいたします

●体質治療薬とは・・・

肉体的、精神的、感情的な要因が複雑に絡み合った人間全体を深く癒し
てくれるレメディです。いったんこれが分かれば、どんな症状の時にも
その人を癒してくれます。
しかし自分でこのレメディを見つけ処方することは不可能です。経験深
い専門家の助けが必要になります。けれども子供の場合には個性が未発
達で透明です。大人のように複雑化していないので、根本的な体質が見
つけやすいのはセルフケアの大きな救いです。

複数の体質が混在することもありますが、ひとつのタイプが優勢で目立
つことが多いのです。どのレメディなのか、タイプを比較しながら、判
断は何度でもやり直しが可能です。
また、成長にしたがってタイプが変わる子供もいます。

●子供の6つの根本体質


Calc-c.(牡蠣のから)


性格~ マイペースで頑固、のろま、几帳面、
恐怖と心配~ 冒険を好まない、暗闇、お化け、ネズミ、蜘蛛が嫌い
身体特徴~ぽっちゃり、汗かき
好きな食べもの~パン、パスタ、半熟卵、チョークや土

嫌いなもの~肉、牛乳、寒さに弱い
症状と病気~便秘、足首弱く捻挫、筋違い、湿気や寒さ
      で風邪を引きやすい、呼吸器系の病気、
      高熱はBell.で下がるのが特徴的


Lyc. (ヒカゲノカズラ)


 性格~恥ずかしがりや、不安感強くて自信がない、臆病、それを隠そ    うとして偉そうにして横柄、不慣れな場所では親にべったり、 恐怖と心配~人前で自意識過剰、失敗すると自己破壊、もろくて壊れ
       やすい、非難を恐れ妥協し優柔不断
 身体特徴~やせているが頭でっかちでアンバランス、赤ちゃんはお
      となのようにしかめ面をする、額にしわが目立つ
 
 好きなもの~頭を冷やす、甘いもの、暖かい飲み物
 嫌いなもの~豆、パン、タバコ
 症状と病気~胃が弱くガスや便秘、心配ごとやガスを発生する食べ物
       で悪化(玉ねぎ、キャベツ豆豆)、右側に症状、右から
       左へ移る、風邪や咳は頭や喉から胸へ下る


Nat-m .(岩塩)


 性格~繊細で意見や批評を気にする、感情を抑えあらわさない、年齢
    以上に賢く真面目、無口で独立心旺盛、
 不安と恐怖~自意識が強く繊細で注目されるのを嫌う、きまりの悪
       さに耐えられない、感情的な喪失感に反応する、強盗、
       蜘蛛
 身体特徴~ やせ気味、食べても太れない
 好きな食べ物~塩辛いもの
 嫌いなもの~脂っこく粘りのあるもの、風通しの悪い部屋、温かい
       部屋、太陽に曝されると頭痛
 症状と病気~喘息や花粉症などのアレルギー、唇にヘルペス、透明で
       水っぽい排出物


Phos.(りん)


 性格~繊細で上品な顔立、愛情深く愛情に良く反応する、親しみやす
    く外交的、集中力に欠ける胃、胸、喉に弱点
 不安と恐怖~放っておかれたくない、暗闇、大きな音、嵐、
身体特徴~繊細な容貌、品のあるほっそりした雰囲気、健康で透明感
      のある肌、長いまつげ
 好きなもの~アイスクリーム、香辛料や塩辛いもの  
 症状と病気~胃が弱い、下痢、低血糖でめまい、鼻血、咽頭炎や気管
       支炎


Puls.(西洋おきな草)


 性格~見捨てられることが怖くて臆病、対決を避け相手を喜ばせたが
    る、優柔不断、嫉妬深い
 不安と恐怖~放っておかれたくない、気分が変わりやすい、恥ずかし
       がり
身体特徴~感じやすく繊細、不安げで恥ずかしがりや
好きなもの~冷たく新鮮な空気
嫌いなもの~脂っこいもので消化不良、
症状と病気~痛みや病気が変化しやすい、耳痛、鼻詰まり、粘液は黄緑
       色、再発するものもらい


Sulf.(硫黄)


 性格~ 自信があり外交的で行動的、自己中心的で人の気持ちに鈍感
不安と恐怖~怖いもの知らず、
身体特徴身体が大きくて強い、騒々しい、身だしなみを気にかけない
 汚らしい
好き~甘いもの、濃い味
嫌い~入浴、整理整頓
 症状と病気~牛乳アレルギー、アレルギー性湿疹、温血、足を出して
       眠る、午前11時に空腹



!ホメオパスから一言!

❤レメディの詳しい使い方に関してはホメオパスにご相談ください。
❤体質別治療薬がわかれば、子供さんに使ってみましょう。
 ただし1wを限度に使います。
 レメディは飴玉ではありません。
 くれぐれも慎重さを忘れないでください。
❤子供の元気が無い時に元気づけに1錠だけ与えることもあります。