カモミラ

14. カモミラ

 

<カモミラ>

テーマ 

癇癪・痛みに起因する怒り 

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効能

乳歯発育中の幼児、気難しい子供、痛みに起因する怒り。

発熱、焦燥感、痛みなどの症状を緩和する。

患者は過敏症で、気難しく怒りっぽい性格で、すぐに機嫌を損ね、なだめるのが難しいタイプである。

怒るとたちまち顔が赤くなり、体に触れられることをとても嫌がる。


ホメオパシーレメディの中では、カモミラはアコナイトと並ぶ主要な鎮痛剤である。

カモミラが対応する最も重要な症状は、治まらない怒りである。

カモミラは、アコナイト、ベラドンナ、フェラム・フォスと共に、子供の発熱や急性の感染症状に効き目のある主要なレメディである。


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症状


乳歯発育、幼児の疝(せん)痛、夜泣き、発熱。

カモミラ症状の子供は、ひどい泣き方をし、抱っこをねだる(プルサティラと比べてみよう)

乳歯の発育時には、赤ちゃんは抱っこをしてあやしてもらえないと、ぐずったり泣いたりする。

この時期は下痢を伴うことがあり、時に緑色の便が出ることもある。

喉の渇き、顔の紅潮にも対応してくる。


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