カリ・ビック
25.カリビック Kali-b |
<カリビック> テーマ 副鼻腔炎・頭痛 ______________________________ 効能 副鼻腔炎。頭痛。 濃い分泌液(膿)が出て、鼻腔(洞)の上に当たる顔面局部に厳しい痛みを伴う副鼻腔炎。 ベトベトとした、または粘り気のある黄緑色の鼻水。 カリ・ビックの痛みは他の部位に移りやすく、特に鼻腔や関節に出る。 患部の粘膜には潰瘍が生じることもある。 胃潰瘍(ナックス・ホミカ参照)。 濃い鼻水を伴う潰瘍((薄い鼻水が出るメルク・ソルとは対照的)。 副鼻腔炎との関連性が考えられる頭痛。 ____________________________ 症状 頑固な粘膜炎症を伴う鼻腔(洞)から起こる痛み。 鼻の付根の圧迫感と眼の周りの部分的痛み。 顔面の片側に偏った痛み(プルサティラ参照)。 膿(鼻汁)は濃くてネバネバし、なかなか除去できない。 病気の進み具合によって色が変化する。 初めは無色透明だが、その後、鼻の内部、特に隔膜に起きた炎症や潰瘍によって白または緑色になってくる。 鼻詰まりの初期には激しいイビキをかき、その後、息苦しく感じたり臭覚の低下症状が見られる(ナット・ムールー参照)。 濃くてネバネバした粘液(鼻汁)を伴うひどい咳。 リウマチ症状では、骨の痛みが体のあちこちに移動し、関節がこわばってポキポキ音を立てる。 左側の坐骨神経痛も含み、症状は動くと改善され、冷えると悪化する。(ルス・トックス、ハイぺリカム、マグ・フォス参照)。 カリビックの症状は衣服を脱ぐ際、そして午前中に悪化する。 患部を温めるとよくなるが、奇妙なことに暑い日にも悪化する傾向がある。 頭痛の原因はおそらく副鼻腔炎であり、毎日同じ時間に頭痛がして、痛みが頭部全体に広がることもある。 偏頭痛はかすみ目を伴う。 基本42種レメディ一覧表に戻る |