急性症状と慢性症状・ホメオパスにかかっている時の対処法
セルフケアで問題になるのは主に急性の病気です。 花粉症やけがなどで選んだレメディはとても効果を発揮します。その時はレメディがヒットした、と表現されたりします。こうしたファインプレイがきっかけでホメオパシーを学びたい、という方たちも多いものです。 しかし、ホメオパスにかかって慢性の治療をしている間に、急性の問題が持ち上がった場合はどうすればいいのでしょうか。ハンドブック片手にレメディを勝手に選んでもいいものなのでしょうか。 まずここで、急性症状とは何か、ということについてお話しましょう。 急性症状というのは、日常のあらゆる場面で起こる怪我、やけど、虫刺され、風邪、ショック、インフルエンザなど、原因が判っていて突発的に起こる症状です。 ホメオパスにかかっていてこのような症状に見舞われた時、クライアントはどうすればいいのでしょうか。 現在使っているレメディによって引き起きおこされた二次的なものなのではないのか、それにどうホメオパスと連絡を取り合って対処しきれているのか、そういう局面も含んで来ることになります。 急性だと思っていた病気についても、慢性的な要素を含む場合もあるし、マヤズムと関連がある場合もあります。実際はとても複雑な要素が絡んでくるのです。 こいうした急性の病気の扱いについては、ホメオパスによって対処の仕方が異なって来ることがあります。 たとえば、 ①現在使用中の慢性疾患と同じレメディーを用いて急性用の処方とする方法 ②慢性の病気治療を一時休止し急性を別のレメディーで処置し、そのあとで再度慢性の治療に戻る方法 などです。 ①②いかなる時も、ホメオパスの正確な知識と処方が必要です。 軽い風邪などでは、レメディーを摂らずに自分の力で治癒する方向で行くのが理想です。 自己判断で次々にレメディーをとってしまう方は要注意です。 その後どうしたらいいのかわからないからです。 マヤズムや慢性疾患が急性症状に隠れていることもあります。セルフケアの知識があるあまりに、安易なアドバイスをする方もいますが、これもやめておいた方が無難です。 ホメオパシーは安全だからと、安易にレメディーを乱用しないようにしてください。 細菌やウイルスの感染、炎症などの急性症状には、複雑な原因が絡み合っていて、表現としてそういう症状が出ている、ということが多々あルからです。 必ず、担当ホメオパスの指示を仰いでください。 光の庭のこどもたち・ホメオパシー用語集トップ |