★Granite.(花崗岩)
花崗岩は日本でもカルスト地形で有名な山口県がその産地になります。
福島原発事故で放射線量を定期的に測るモニタリングが実施されていますが、日本中で最も大きい数値を出したのがこの山口県です。
原発事故とは無関係に常に放射性物質が存在する地域ということになります。
世界でも山口県同様に花崗岩でできている町があります。
こうした町は山口県同様に原発とは無関係に放射線物質が常時存在し、人々はその中での生活を続けています。
花崗岩以外にも自然界には放射性物物質はたくさんあるのですが、原発から人工的に産生される放射線物質と性情が異なっているのです。
体に弊害をもたらせるものは人工的な核爆発で起きるものなのです。
たとえば放射性ヨウ素などがその例です。
放射性ヨウ素は被爆された場合半減期が8日ほどですが、体の甲状腺にたまりやすく、人間の体にもともとあるヨウ素に取って代わられ易いので、もし被爆した場合には安定ヨウ素剤を1回飲むというやりかたで体に放射性ヨウ素が取り込まれるのを防ぐようにします。
成長期の子供や妊娠可能な25歳以下の女性にはその後ガンを引き起こさないために不可欠なことになります。
いずれにせよ、放射性物質と今までも共存しこれからも共存していくのが太陽の水素爆発で発生した地球の運命です。人もまた、こうした放射能から生まれているともいえます。
今40歳くらいの方たちが子供だった頃には、世界中の列国が核実験を行っていました。現時点(20114.14)で福島の原発事故で放射されている量に比較すると、その数万倍くらいの汚染にさらされていたのです。
でも、あなたも私も今のところはガンになっていません。
これからなるかも知れませんが、そして日本は成人の半分がガンにかかりますが、この原因は放射能汚染に代表されるがさまざまな化学汚染であるかも知れませんし、複雑な人間関係から来ているものかもしれません。
いずれにしても、これが日本が置かれている現実であることに変わりはありません。
今後どのような事態に遭遇しても、冷静に受け止めていかなければならない重い事実なのです。
狭い国土にすみ、どこにも逃げ場がない私たち日本人は、ある意味、運命共同体のようなものなのかも知れません。
いずれにせよ、これ以上放射能の拡散が広がっていかないことを切に祈っています。
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