SAHHO
Science & Arts of Homeopathic Healimg Organization
レメディの悪化現象と気功
ホメオパシーの危ない使い方、それはアグラベーションではなく、単なる悪化です。そんな時、気功に助けを求める方たちがいます。 |
健康になりたい一心で、ホメオパシーを使った方たちが、誤った使い方をして、生命の危機に陥ってしまった! こんな時にはどうするのですか? という質問を、クラシカル流派のインド人ホメオパスのセミナーで尋ねたホメオパスがいました。 彼は、自分のやり方で30年ホメオパスをしてきたが、そのような例は一つもない、と断言しました。 さて、おや、しかし! 参りました・・・ 日本ではこういういうことが実際起きているらしい(09.6現在)のです。だからこそ、日本のホメオパスは質問をしたのです。 レメディによる悪化現象です。 ただ単に悪化現象にすぎないものまでをも、好転反応などといわれて安心している方はいませんか? もし起きている症状が好転反応なら一時的なもので、長くは続かないし、健康感が伴うものです。 好転反応だといわれて、2年間も外に出られず耐え忍んでいる方たちは一体なにをどうすれば、乗り越えられるのでしょうか。夜は明けるのでしょうか。 明けて症状が良くなるのはレメディの御蔭?それともただ単に自然治癒力? 時間がかかっても治っていく分にはいいのですが、体が疲弊して立ち上がれないほど不健康な状態を訴える方たちは、完璧にレメディ病にかかっているといえます。 さもありなん、とは思っていたのですが、多種多様のレメディを使われ(!)、生命エネルギーを出し切ってしまったようにぐったりした方たちがいるのですね。 そうした方たちが今、気功治療に殺到している!ようなのです・・・ 殺到とまではいきませんが、結構たくさん、来ている、と気功療法を仕事にしている友人からの話です。 友人が言うには、来る人来る人、生命力が低下し危ない状態であるらしいのです。 気功師がすることは気をいれて、危機を脱出させることです。輸血のようなものです。 気功師からの仮の気で正気を取り戻して元気になったとしても、決して無理をせず、内気功のレッスンをするように勧めているとのことです。 そしてまた、どのように進展していくのか、完璧にもとに戻れるのか、それはわからない、とまで言っています! やれやれ、ホメオパシーのレメディがすることって、こんなおそまつなことだった?の? どうも、某流派による危なすぎる使い方が日本では大手を振っているようで、ぞっとします。 レメディグッズをたくさん持っている皆さん、あるいは何万もレメディ代を払ってホメオパスにかかっている皆さん、ちょっと考えなおしてください。 レメディは1粒40円くらいのものです。そして一回のセッションで一種類を、せいぜい使って5粒までです。 いくつもの瓶を与えられて、それを毎日とっかえひっかえ飲むのはテッシュソルト、いわばサプリメント的な使い方で、ホメオパシー療法とは似て非なるものです。毒だしだの、インナーチャイルドだの、そのたびに瓶が増えてい行くのも、考えものです。 また、大量に希釈度の高いレメディを処方された時には、それが本当にホメオパシー治療なのかということも、考えてください。 一粒でいいのです。そのために長時間セッションをし、レメディをリサーチしていく困難で時間のかかるな作業をホメオパスは続けるのです。 ホメオパシーの原則は、少なければ少ないほど効果が高いのです。薬を飲むようにレメディを飲むのは生命力を使い果たすことになっていく場面もあることを想像してみてください。 それにしても、日本に健全なホメオパシーが根付くにはハードルが結構高い世相になっているようで、心配です・・・ |