毎朝10時までの太陽に向かって行う太陽気功です。
まず、太陽に向かって軽く眼を閉じ両掌をかざし、掌で今日の光を感じてください。
そのあと、両腕を脇におろしながら息を吐き切ります。
①からだを前屈させ、手を足先から、もも、腹、胸、というふうにゆっくり移動させ、からだを起こしていき、
②両腕を頭上に延ばします。
③再び太陽を掌で浴びながら大きく息を吸います。
④口をすぼめてゆっくり息を吐きながら、両腕を脇に下ろしていきます。時間にして1分かけます。頭の中で40数えられる時間です。
⑤息を吐き切る時には腹の皮が背中につくほどつ力を入れ手吐き切ります。力を緩めると自然に息が入ってきます。
⑥大きく息を吸いながらまた両腕を頭上に振りあげ、太陽の光を掌に吸い込む形をとり、
⑦頭上の掌で3回数え、
⑧ふたたび手を下しながら息を吐き切る動作④に移っていきます。
⑨この吐く吸うの動作を5回繰り返します。
この太陽気功で深く息を吐くことができ、新鮮な空気をチャージできますから、大抵の病気はこれでクリアできます。
体の不調はみずみずしい酸素がいきわたっていないことから来るのですから、太陽気功をすることで気のチャージをすることで、体にたまった淀みも吐く息とともに外に出ていくことになります。
腕の動作はあくまでも呼吸をたすけるためのしぐさですが、単に息を吐いたり吸ったりするよりもずっと呼吸が深くなります。
世界中で太陽信仰はいろいろの形で実践されていますが、太陽に寄せる素朴な思いが、ことのほか、私たちの健康を形づくってくれているのですね。
今日からでも実践できるとても簡単な太陽気功を是非毎日の生活に取り入れてください。
気功個人レッスンも受け付けていますので、お問い合わせください。
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